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コンタクトレンズの種類と特徴 -2009年9月-

コンタクトレンズは素材の違いからハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズに分けられます。ハードコンタクトレンズは文字通り硬いため装用当初は違和感があります。ソフトコンタクトレンズは軟らかいので装用感が良いです。ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズよりも矯正効果が高く、耐久性に優れており寿命が長いですが、ずれやすく外れやすいので激しいスポーツをする人には向きません。ソフトコンタクトレンズはタンパク質などの涙の成分や汚れが付きやすく、細菌やカビなどの微生物が繁殖することがあるため、洗浄と消毒が必要です。ソフトコンタクトレンズのこのようなデメリットを補うために、短期間の使用で新しいレンズと交換するタイプのものが、現在広く使用されています。
ハードコンタクトレンズには酸素を透過しないレンズと酸素を透過するレンズがありますが、目に対する安全性から酸素を透過するレンズが主として処方されます。一方、ソフトコンタクトレンズはこれまでの含水性素材にシリコーンを加えた新しい素材のレンズ(シリコーンハイドロゲルレンズ)が加わりました。このレンズの酸素透過性は従来素材の数倍です。ソフトコンタクトレンズは装用スケジュールから、レンズが使えなくなるまで使う従来型、1ヵ月または3ヵ月の期間で定期的に交換する定期交換型、最長2週間を限度に交換する頻回交換型、一度目に装用したら再使用しないディスポーザブル型(1日タイプ、1週間タイプ)の4つに分けられます。