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第51回日本CL学会総会成功祈願150kmウルトラマラソン 試走

山本 卓

 昨年8月5日より、植田先生とCL学会成功祈願150kmマラソンコースを7回に分けて走らせて頂きました。その体験記を記入させていただきます。
①8/5 JR小倉~スペースワールド [11km]
いよいよ先生とコース下見させていただく日になりました。日頃運動ができていない私は非常に不安なスタートをむかえることになりました。先生は本番を想定されたのか、私に合わせて頂いたのか、ゆっくりしたペースで出発をされました。私も少しホットしながらスタートしました。小倉駅の北口から、リバーウォークを通りすぎ、小倉城に向かい、小倉城とリバーウォークの間を抜けJR西小倉駅に向かいます。西小倉駅を過ぎると国道沿いを走り、若戸大橋まで交通量の多い商店街沿いを走ります。若戸大橋は車で通る機会はありましたが、間近で見ると本当に背が高く大きな橋で圧倒される感じがあります。"北九州のゴールデンゲートブリッジ"と言われてもいるようです。当日はここを通過する時間は24:00ぐらいにはなりますが、ぜひその大きさを堪能して頂きたいと思います。
その後このマラソン最大の登りである丘を越えスペースワールド駅に向かいます。今日はどこまで走るかを先生と打ち合わせしておりませんでしたが、私は、若戸大橋まで(8kmくらい)を想定しておりました。しかし、先生がその先を走りだされて、どこまで走るのかかなり不安になっておりました。 先生はどうも遠賀川(もう20km)くらいを想定されていらっしゃったようですが...丘の坂道を下っていると、先生が今まで見たこともないくらい苦しくされておられ、伺うと、走り出される前から歯が痛い(おそらく親知らず)とのことで、先生にしては珍しく次のポイントで終了しようということで、スペースワールド駅で終了しました。先生がこんなに苦しそうにされているのが初めてでしたので、びっくり致しましたが、正直私としては、ホットして終えた初日でした。(先生申し訳ありません...)
②8/30 スペースワールド⇒遠賀駅 [12km]
スペースワールド駅に集合させて頂き、まずは黒崎駅を目指して走り始めました。前回で先生は私の限界やペースを把握していただいたのか、ゴールを遠賀川にさせて頂くことで了解を頂きました。私は前回でも、いっぱい、いっぱいでしたので、その距離を越えて走るのが不安になっておりました。今回は交通量の多い国道3号線沿いを走るコースで、特に黒崎駅、遠賀川以外にスポットのない大変厳しいコースかもしれません。私も前回走った10kmを越えてから先生とお話もできなくなるくらい、体力が衰えておりました。前回と1kmしか変わらない距離ですが、その1kmが非常に大変な1kmでした。今回のゴールは、遠賀川でしたので、最後に大きな川が近づいてくるのがわかると多少元気になって、ゴールすることができました。もちろん先生はゴールされた後も、まだまだ走られたいくらい非常に元気にされておられ、そのパワーに圧倒されておりました。
③9/20 筑前新宮⇒志賀島の付け根(15km)⇒国際会議場で [37.2km]
先生が国際会議場にご予定があるとのことで、先にマラソンの最終工程を走ることになりました。当初の予定では、筑前新宮駅から国際会議場の15kmと決めており、志賀島へ向かう予定はありませんでした。走り始めて5km付近の雁ノ巣リクリエーションセンター前(博多方面と志賀島方面の分岐点)で先生が志賀島の標識をご覧になられ、私に「志賀島まで何キロくらい?」と尋ねられましたので、私は「実際はわかりませんが、2kmくらいじゃないかと思いますが...」じゃ志賀島まで行ってみようということで、ルートを変え志賀島を目指すことになりました。もちろん志賀島は、行き止まりとなっておりますので、当初15kmの予定が2km+2km=4km増えることになりますので、その時点で20km近くを走ることになることを考え私の頭の中は真っ暗になっておりました。志賀島までは長い一本道を走りますが、行けども、行けども志賀島には到達しません。どのくらいの距離なのかわからず、向かいからくるランナーに志賀島までどのくらいかを伺うと、あと8kmくらいありますよとのこと!私の距離感はまったく間違っており、2kmと答えた距離は、実際には10km!だったのです。そのことを聞いてからの1本道は非常に長く感じました。本番当日も最終日の夕方17:00頃の通過予定ですので、体力も消耗しているころだと思いますので、難関になるのではと思います。また、自動販売機もコンビ二もなく、のどが渇いた私たちは、もう夜中で閉まった海の中マリンワールド周辺で自動販売機を探しに探し、ようやく見つけ、私はジュース2本、先生はお食事を十分取られていなかったようで、甘いジュースのドリンクやスポーツドリンクなど計3本を飲み干されていました。いよいよ過酷な状況だと感じていました。志賀島の付け根までは約15kmですが、前回の走った12kmを越えると私は会話ができないくらいになり、もう3kmはもういつ歩こうかというような状態になっておりました。私は志賀島の付け根で限界をむかえており、先生も今日はここで終えていただけるだろうと考えておりましたが、先生はなんと最後の国際会議場まで走る!?とのこと(全工程37.2km)で、私はここでリタイヤさせて頂き、船と電車と車で国際会議場を目指しました。先生も私も仕事を終え、夕方の18:30頃から少し長いジョギングのつもり今回も走っておりましたが、先生は40km近くを走ろうとするその体力と気力に、本当に呆れるほど驚いておりました。結局、交通機関を使ってきた私と先生の国際会議場へ付く時間は粗いっしょとなり、新幹線の最終ぎりぎりにようやく間に合う時間となっておりました。今回のコースで、途中どんな想定しない困難があっても、目標を達成しようとする先生の力に本当に圧倒され少しでも自分は見習わないといけないことだと感じさせていただく貴重な体験でした。このときに先生は、やはり志賀島も周らないと面白くないとのことで、当初は100kmマラソンの予定が150kmマラソンに変更になったきっかけの下見ではなかったかと思います。
④1/31 折尾駅~東黒山 [10m]
年末年始に先生はかなりご多忙のようでしたので、久々のコース下見となりました。
150kmマラソンに変更のため、コースが変わり折尾駅から遠賀川河口を通り宗像の海岸沿いや津屋崎を目指して走ることになりました。遠賀川を越えてからは、いままでと違ってかなり田舎道を走りますので、街灯もない道が続きます。ちなみに、この下見の全工程を先生がライト(頭にかぶるものや、手にもった懐中電灯)で足元を照らして頂き、無事に怪我もなく走り終えることができました。当日は、遠賀川を越える時間は夜中の3:00頃ですので、夜中を走られる方は安全のためにも懐中電灯等の明かりを持参された方がよいと感じました。田舎ですので、電車も通っておらず、東黒山という小さなバス停の最終を目指して走っておりました。今回は10kmと比較的短いコースでしたが、最終のバスに間に合うように最後はスパートをかけ、今回も必死に走ったコースとなりました。
⑤2/13 東黒山~宗像大社 [18km]
2/12の前日は九州でも雪が積もる(北九州でも10cm積もりました。)珍しく寒い日でした。もしかすると中止かなとも期待しておりましたが、当日は綺麗に晴れ上がっておりました...
前回の東黒山のバス停からスタートでかなりの田舎道で、雪は積もっていなかったものの、気温は5℃くらいではなかったかと思います。のどかな田舎道が続きますが、晴れているため、星や、山の輪郭がうっすら見え、意外と夜の田舎を走るのもよいなと感じました。また、岡垣の海岸沿いのコースは、海の真横を走る道で、雄大な海の景色、満点の星空、打ち寄せる激しい波の音を聞きながら走れるコースとなっており、仕事を終えた平日の夜とは思えないくらい、別世界にいるような体験でした。本番では朝の17:00くらいを走りますので、より爽やかで、この150kmコースマラソンでも1番のよいポイントではないかと思います。今回も私にとっては最長の距離でしたが、多少走力がついてきたのか、18kmも十分走れるようになっておりました。ゴールの宗像大社ではこの下見が無事終えられることをお祈りして終えました。
⑥2/28 宗像大社~JR福間駅 [16.8km]
気温も10℃前後はあったでしょうか、前回と比べてだいぶ走りやすい状況になっておりました。特にこのコースは宗像大社と宮地嶽神社の福岡でも大きな2つ神社を通りますので、宗像大社は交通安全祈願で有名ですので、本番の安全祈願を、宮地嶽神社は開運商売繁昌で有名ですので、CL学会の成功と皆様の商売繁盛をお祈りされるとよろしいのではないかと思います。今回も17km弱と距離がありましたが、最後の1kmも先生がスパートをかけられても付いていけるくらいの体力が残っており、われながらびっくりいたしました。やはり2週間に一度でも毎回距離やタイムを伸ばすと成長ができるんだなと感じました。
⑦3/6 JR福間駅~筑前新宮駅[9.2km]、志賀島1周の[9.2km]
このコース下見も最終日となってしまいました。先生と下見を始めた頃には、先生についていけるか不安をもって走っておりましたが、下見を重ねるにつれ、だんだん走ることが楽しくなり、今回で最後になるのが残念な気持ちになっておりました。福間駅から筑前新宮駅までは、交通量の多い495号線沿いを走ります。歩道も狭いところがありますので、歩行者や車に十分注意しながら走らなければいけないコースとなっております。そこを走り終え、前回は走れなかった、志賀島へ移動し、いよいよ最終の志賀島1周となりました。志賀島1周は約9kmあります、右回りで、初めは海沿いを走りますので、非常に心地良く走れるのではないかと思います。4kmを過ぎると山道に差し掛かり、急な坂道が待ち受けています。本番ではスタートして130km付近ですので、もっとも過酷な坂道になるのではないかと思います。そんな山中の坂道を抜けてあとはずっと下りとなります。下りを抜けて走っていると徐々に対岸に福岡市の街の風景が目に入ってきます。もうそのころには体力を消耗しておりましたが、いつ福岡のシンボルのひとつである福岡タワーが見えるのかを楽しみに先生と走っておりましたが、実際に福岡タワーが見えると過酷な山道を越えてきただけに非常に感動しました!また、ようやくゴールの国際会議場付近の風景もみることができますので、当日もテンションがあがることは間違いないのではないかと思います。今回は先生との下見の最終ですので、そこからスパートが始まりました。最後ゴール手前ではキロ5分台のペースで走っていたでしょうか、先生にとっては普通の速度でも私にとっては全速力で走っているような感覚で先生に遅れまいと必死でついていきました。少し遅れましたが、無事にこの下見コースを先生とゴールすることができました。

まとまりのない長い文章になってしまいましたが、当日、走られる方のご参考にもなれば幸いです。今回の体験を通じて、目標に向かってがむしゃらに努力される先生から、仕事においても常に小さくてよいので、目標(ごほうびも!)を設定し、それを達成し続けると大きなこと(今回は先生と一緒に100kmを走り終えることができました!)も達成ができることを学びました。当日も皆様とご一緒できることを楽しみにしております!
植田先生、貴重な機会にお付き合いをさせていただきましてありがとうございました。走ること以上に勉強をさせて頂いたことが多くございました。本当にありがとうございました。先生はただ一人、全工程を走られますが、怪我や事故がなく完走されることを心よりお祈りしております。