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私のマラソン記 第1回鬼あし新春! 湘南100kmトリプルアスロンに参加して

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第1回鬼あし新春! 湘南100kmトリプルアスロンに参加して

植田喜一
 神奈川県の平塚市で開催された第1回鬼あし新春!湘南100kmトリプルアスロンに参加しました。この大会は競技競走ではなく、参加者自己責任の原則で交通規則を遵守し、コース地図を片手にディパック等を背負って走ります。1月6日は鎌倉大井コース約105km(14時間制限)、7日は足柄箱根コース約109km(14時間制限)、8日は三浦半島コース約106km(14時間制限)で、参加者の希望で好きなコース(シングル,ダブル,トリプル)が選べます。大幅に遅れた参加者は伴走車に乗るか、途中の駅から電車を利用してRUN&TRAINを行いますが、最後まで走りたいと思う人は制限時間を越えても構いません。
私は仕事の関係で6日は参加できないため、7日と8日のコース(ダブル)を選択しました。
7日は強い低気圧で全国各地で雪が降りましたが、関東地区は比較的好天気でした。しかしながら、風は強く、とくに上り坂では向かい風でなかなか進めない状況でした。この日は平塚市から足柄峠(標高759m,童話の『金太郎』で有名な足柄山)、乙女峠(標高1005m,箱根)を経由して、平塚市に戻るかなりタフなコースでした。ちょうど1週間前に開催された箱根駅伝のコースも走りました。朝5時にスタートして、戻ったのはなんと夜20時過ぎ(制限時間を1時間以上オーバー)でした。

 8日は平塚市から鎌倉、横須賀、三浦海岸、湘南海岸を経由(三浦半島をほぼ一周)して平塚市に戻るコースで、前日に比べるとフラットでしたが、50kmを過ぎたあたりから足が重たくなり、80kmぐらいからは歩くようになりました。結局、帰りの飛行機の時間の都合で、江ノ島(約91km)でリタイアしました。
 今回出場した大会は第1回大会で、他の大会と同じぐらい参加者はいるだろうと思っていましたが、私を含めてなんと7日は3名、8日は2名でした(6日は2名だったらしい)。7日に参加したうちの1人は途中でRUN&TRAINを行ったので、結局もう1人の方と2人でこのコースを走りました。長距離を長時間かけて走るわけですが、主催者の藤田さんが車でサポートしてくれるので安心して走ることができました。しかしながら、途中道が分からなくなり、通りすがりの人に道を確認しながら走りました。ちょっとしたオリエンテーリングのような感じでもありました。
エイド(藤田さんが車で移動する私設のエイド)は途中に数ヶ所ありましたが、かなり間隔があくところもあり、コンビニで飲物や食物を買ったり、トイレを利用させていただきました。峠越えの場所はコンビニはありませんが、その他の場所では少し走ればコンビニに出くわすので、とくに困ることはありませんでした。
乙女峠で見た富士山は雲に覆われていましたが、絶景でした。三浦海岸の景色もよかったです。湘南海岸は日が落ちていたので景色を楽しむことはできませんでしたが、夕日の頃はさぞかしきれいだろうと思います。参加者がこうした多くの絶景を目にすることができるのも、ウルトラマラソンの醍醐味ではないでしょうか。
私 はこれまで100km以上のウルトラマラソンは数回経験しましたが、2日続けて走るのは初めてのことで、今回の大会は私にとって忘れられないものになりました。
2日目は完踏できなかったのは残念ですが、もっと練習をして来年リベンジしたいと考えています。

上記の内容は『ランニングマガジン クリール』(2007.4月号)に掲載されました。