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一般演題抄録 -第89回 山口県眼科集談会-

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第89回 山口県眼科集談会

●ディスポーザブルレンズ・頻回交換レンズの眼障害

●トーリックソフトコンタクトレンズの軸の決定について

ディスポーザブルレンズ・頻回交換レンズの眼障害
ウエダ眼科 植田 喜一

ディスポーザブルレンズや頻回交換レンズの登場により、角膜潰瘍などの重篤な角膜障害の発生率は低下したが、レンズ自体は目にとって異物であるため、適切に処方されたレンズを正しく使用しなければ眼障害を引き起こす。また、ソフトコンタクトレンズの装用による乾燥感やレンズに付着する汚れによるアレルギー反応の問題も完全に解決されたわけではなく、スマイルマークパターンや Epithelial splittingなどの特徴的な角膜障害を認めることがある。さらに頻回交換レンズをコールド消毒する場合は、その誤用による眼 障害も起こり得る。 ディスポーザブルであるから安全であるという神話を患者のみならず眼科医までもが信じているが、その問題点を考えてみたい。


トーリックソフトコンタクトレンズの軸の決定について
ウエダ眼科  植田 喜一

球面ソフトコンタクトレンズは乱視の矯正効果がほとんどないため、球面ソフトコンタクトレンズで十分な視力が得られない場合はトーリックソフトコンタクトレンズを処方する。トーリックソフトコンタクトレンズの矯正効果は円柱度数よりも軸による影響が大きく、レンズがなるべく回転しないように(±10°以内)ベースカーブやレンズ固定法を選択する必要がある。 レンズが回転した場合は円柱軸の補正を行い、トーリックレンズ軸を決定する。