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視力とメガネ -老眼とは-

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年をとって近くのものが見えにくくなることを老眼といいます。
正視の人では大体42才頃から始まって、60才頃まで進行します。近くのものを見るときには、若い人では水晶体がふくれてピントを合わせるのですが、年齢とともに水晶体が硬化してふくれなくなりますから、しだいに近くのものの像を網膜に結ぶことができなくなります。水晶体の硬化は30才頃から始まります。眼軸長の短い目が遠視で、眼軸長の長い目が近視ですから、遠視の人は老眼になるのが早く、軽い遠視の人では30才代後半から老眼鏡が必要な人もいます。
これに対して近視の人は眼球が長いので水晶体があまりふくれなくても近くのものが見えるので、遅くまで老眼鏡を使わずにすみます。しかし、近視の人も自分の近視の度にきっちりと合ったメガネをかけると、正視の人と同じ状態になりますから、遠くは見えても近くは見えにくくなります。
老眼鏡は凸レンズで、水晶体の屈折を助けて網膜にピントを合わせます。老眼は60才頃まで進みますから、60才頃まではメガネの度をしだいに強くしてゆかなければなりません。


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