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新年を迎えるにあたり(2006.1)

 論語に、子曰、「吾十有五而志二於学一。三十而立。四十而不レ惑。五十而知二天命一。六十而耳順。七十而従二心所一レ欲、不レ踰レ矩。」とあるが、今年で48歳を迎える私はいまだに惑うことが多い。この原稿を書くにあたり、「私の天命は何?」と自問自答してみたが、明確な答えも見出せない。天命を広辞苑で引くと、・天の命令、・天に定められた人の宿命、・天から与えられた寿命とある。そういえば、「天命を全うする」という表現もあり、昔は人生50年ともいわれた。これまでを振り返ってみると、まだまだ未熟な私は、わがままな人生を送っており、多くの方にご迷惑をおかけしているのが実情である。新しい年を迎えるにあたり、医師としてもっと社会貢献に努めなければならないと想いを新たにしている。 ところで、私には40歳を過ぎて始めたことがある。それはランニング(マラソン)であるが、当初は年に1回出場するフルマラソンの大会に向けて、その直前だけ練習をしていたが、ここ数年はなるべく時間をつくって練習するよう心がけるようになった。出場する大会も次第に増え、ハーフマラソンやフルマラソンだけでなく、距離の短い10kmの大会から100km以上の距離を走る大会や、クロスカントリー、登山マラソンなどいろいろな大会に参加するようになった。おかげで、肉体だけでなく、精神的にも自信がもてるようになり、物事を前向きに考えられるようになった。 天命を知る、そして、天命を全うするためにも、これからは自問自答をくり返し、私ができることは何でも行うことを心がけ、悔いが残らない人生を送れるよう、日々精進したいと思う。